時価総額9億を超えるイーサリアムクラシックが市場に出回った結果の最新の市場背景
イーサリアムクラシック市場の最新背景と考察
前回の記事でPoloとKrakenが凍結した資金をWHの引き出しコントラクトに返還した記事を書きましたが、
ツイッターで速報を流したように
Clients who held a DAO balance at block 1,919,999 have just received an ETC credit thanks to the WHG withdraw contract
— Kraken Exchange (@krakenfx) 2016年9月2日
Krakenが公式で「1,919,99ブロックの時DAOを所持していた人が無事WHの引き出しコントラクトによりETCを受け取りました。」
とツイートしました。これにより末端のイーサリアムクラシックユーザーまでに今回の返還の件が知れ渡ることになると思います。
すでに400万ETCを超える引き出しになっており、引き出しレートが
100DAOトークンにつき0.36から0.6へ引き上げされています。
現在の価格で0.0024ETC=約5億7120万
残り約4億1100万円残っていることになります。9月は荒れそうだ。。。
bitFlyerが密かにイーサリアムクラシック引き出しのみ対応をしており、市場にドンドンイーサリアムクラシックが戻ってきています。自分は好条件として情報提供したのですが逆に見てる方も多かったようです。
盗まれたイーサのうち700万ETCは一部だと言われています。
こちらが実際に格納されていたアドレスで吸い出しをされバランスは0となっています。
じゃあ残りのイーサリアムクラシックはどうなっているのか?DAOから子DAOを作成したのち移動することができるようになるまで特定期間(27日)できないというルールがあり、実際の移動可能になる日を8/31になるであろうとコミュニティでは予測されていました。
じゃあ今現在危機にさらされてるんじゃね?
となるわけですがPoloがWHがイーサリアムクラシックを出金した際即座に対応し資金を凍結したため、大量送金されるイーサリアムクラシックに警戒しているというわけです。
・WHの返還が本当であったというKrakenからの公式の報告
・Krakenが一部は売られてしまったが資金を凍結しWHの引き出しへ送った
これらの要因によりユーザーの信用を勝ち取ったPoloのお陰で出来高がETHを超え、上げ要因となっているわけです。ユーザーとしてはPoloもKrakenもダークDAOが移動したイーサリアムクラシックを売りに移動した場合、凍結後市場に返還してくれるという希望が持てたということです
実際市場の情況は一変しており、ビットコインが大きく下げた際成行でかなりの資金を食い尽くしています。
左イーサリアムクラシック 右ビットコイン
また朝にはXMRの上げ抜かれてしまいましたが出来高を大幅に上げ、イーサリアム(ETH)を抜いたことにより時価総額ランキング5位に帰りざくことになりました!(朝現在は6位)
はてさて、後発で無責任にイーサリアムクラシック引き出し対応してきている取引所達ですが、人間の心理というものは単純でこういうふうに上がってきているとイーサリアムクラシックをなかなか売れないようになってくるのです。もうちょっと上がったら。。。あらまだ上がるか
と末端ユーザーは思うためダークDAOの件、700万ETCのWHの件をクリアした今、ユーザーのイーサリアムクラシック買いをストップしていた要因は消えたに等しくなっています。
上記は考察であり、必ずしも正しいとは限りません。リスクもある分市場に入る際は気をつけてください。
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