ビットコインETFは承認されない?ビットコイン高騰の理由となりうる起爆剤に暗雲
ビットコイン取引所として世界で初となるETF(上場投資信託)を目指してSEC(米国証券取引委員会)に去年から申請を行っていたウィンクルボス兄弟のGeminiビットコイン取引所の続報がありました。
Coindeskの記事の翻訳全文と米国大統領に就任したダニエル・トランプ氏の影響は下記からどうぞ
中国市場が与える承認への影響
Brill氏はCoindeskとのインタビューの中で、中国のビットコイン市場が価格に影響を与えるなどの要因によりビットコインETFの承認を得ることが難しいのではないかと考えていると説明した。
と元Geminiの弁護士Brill氏は述べていますが、実際の中国事情をおさらいしていきます。
PBoCによる監査と中国のレギュレーション
1月に入ってのPBoC(中国人民銀行)のビットコインに対する規制により、信用取引の廃止を強いられることとなりました。
速報:HuboiとBTCCが信用取引を廃止OKはレバレッジは1倍のみでこれ以上の取引によるフェイクはなし #bitcoin #ビットコイン $btc #ブロックチェーン #フィンテック #暗号通貨 #仮想通貨 https://t.co/mZVOfNKOQ9
— BokujyuUmai (@bokujyuumai) 2017年1月13日
速報:BTCC公式発表 2017年1月12日からマージンローン取引サービスを中断しました #bitcoin #ビットコイン $btc #ブロックチェーン #フィンテック #暗号通貨 #仮想通貨 https://t.co/RNBASMpRez
— BokujyuUmai (@bokujyuumai) 2017年1月13日
速報:BTCCの公式発表「すでに実装されているデリバレッジに加え、ビットコインの投機を抑制、ボラティリティによる急激な価格変動を防止するため取引手数料の導入を再検討しています」#bitcoin #ビットコイン $btc #ブロックチェーン #フィンテック #暗号通貨 #仮想通貨 https://t.co/ChpOa8pcB4
— BokujyuUmai (@bokujyuumai) 2017年1月20日
など中国の3大ビットコイン取引所、OKCoin、BTCC、HuboiはPBoCの規制に従い信用取引やビットコインの融資などを廃止した結果
最大取引量14MBTC→1MBTCと1/14の出来高まで収束してしまいました。
その結果日本の取引量をトップでささえるふがふがさんが世界の取引量の1%を手中に収めてしまいました
世界の24Hの仮想通貨trade volumeが1,778,954 BTCにたいしふがふがの本日の取引量は24,464BTC
— 秘密結社hugahuga (@hugahuga_bit) 2017年1月19日
ついに世界の取引量の1%超を握る
(秘密結社調べ)
一時Huboiを超えて世界3位の取引高(24H)を記録しましたね。
目に見えてビットコインの取引量が激減していることがわかりますがこれはETF申請にとっての一つの懸念が軽減されたと捉えていいでしょう。
Store of Value(価値の保存)
ボラティリティ低下によってビットコインにはどのようなメリットが起こるかは下記過去の記事を参照してください。マスタリングビットコインの著者であるアンドレアス氏のインタビューにて「一般人と主流のユーザー基盤に通貨として供給するにはビットコインは低ボラティリティレートを維持する必要がある」と主張しています。
そして実際ETFが承認された際のビットコインの価格影響はこちら
Gemini取引所の進展についてはこちら
実は日本ですでにローンチ済みです
結論と考察
詳しい考察については後日秘密基地(XCP)にて記事を出そうかと思います。
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